iroha to mt.nantai
栃木には、日光があります。
日光は、素晴らしき山々の他に、中禅寺湖や切込湖、刈込湖、湯の湖といった湖、戦場ヶ原といった自然が豊富にあり、また世界遺産の日光東照宮や日光二荒山神社といった、文化的な建造物も多いです。
日光には、自然や建造物の他に、もう一つ忘れてはいけない、ものがあります。
それは、紅葉時に大混雑となる、いろは坂です。
今回は、そんな、日光の坂、いろは坂から男体山を走るルートについての紹介です。といっても、自分もトレランの先輩方に教わったルートで、発案ではないことをお許しください。
正直言って、ロードが多く、トレイルランなのか、と聞かれるとなんとも言えないですが、強くなりたい人や峠走だけでは物足りないと感じてる人向けかなぁと思います。
いろは坂について
今回、最初と最後に登場する、いろは坂についてまず書きたいと思います。
いろは坂とは、日光市の馬返しから中禅寺湖間の国道120号の坂道のことです。
紅葉の時期や、長期休みシーズンとなると、渋滞になることでも有名です。また、車やバイクでのツーリングで行く人も多く、夜間は走り屋が攻めているとかどうとか聞いたことがあります。
いろは坂には、登りと下り専用の道路に分けられます。
登りのいろは坂は10kmで、累積高度は500m
下りのいろは坂は7kmです。
未舗装率は当然ですが、0%です。
男体山について
男体山は、日本100名山で、最高高度2486mの山です。
登山口は日光二荒山神社。登拝料500円を納めて、スタート開始となります。
トレイルに関しては、急登の木の根トレイルと手を使って登るようながれ場、森林限界を迎えてからの急なザレ場とバライティーにとんでおり、特筆すべきはとにかく急登です。嫌になるくらい、急登です。
登り移動距離は4.5kmで、累積高度1000mオーバー。これを見ただけで、急登なのがわかると思います。
でも、山頂からは日光連山と町、そして中禅寺湖、戦場ヶ原の絶景が望め、最高です。
エイドも豊富
いろは坂を登ると中禅寺湖があり、その周りは観光地となっております。
ですので、自動販売機はもちろん、物産展や飲食店もあり、諸々の補給を行うのにはもってこいです。(といっても、汗臭いのが気になって自分は自動販売機しか利用しませんが)
もし、行く際は現金を持っていくことをお勧めします。(キャッシュレスも使えないお店もあります)
エスケープルート
今回エスケープルートはありません。登ったら下らなくてはなりません。
ただしバスやタクシーを利用して、いろは坂を下りる手もあるかと思います。
ルートについて
今回は日光市の馬返しに駐車しました。
馬返 公衆トイレ
〒321-1445 栃木県日光市細尾町603
https://goo.gl/maps/DTWtJBezkgFCwrnU8
馬返しをスタートしひたすらロードを登ります。
中禅寺湖まで登り切ったら、次は日光二荒山神社まで割と平坦を走り、男体山へ取り付きます。
男体山は、頂上までほとんど一本です。とにかく登れば正解かと思います。
途中途中で中禅寺湖が。
頂上には神社があり、有名な剣もありますので、ぜひ写真を。
そして、山頂からは絶景が。
下山は登ってきたところをひたすら下ります。
貧脚な私はこの下りが本当に苦手で、なぜか登りと10分くらいしか経過時間が変わりません。
中禅寺湖まで降りてきたら、あとは下り専用のいろは坂を下り、馬返しで終了となります。
以下、GPXファイル置きますので確認お願いします。
辛いだがそれがいい
馬返しから男体山を眺めると、「遠いな。今日やめようかな」と思います。やっている時も、基本登ってるから下ってるからどちらかで、心も折れそうになります。加えて、ロードは歩道がないため車道を走ることになり、排ガスを吸う羽目になります。
ですが、やり終わったあとの「やってやったぜ」感は半端ないです。また、次の日の職場でのネタになります。
これからの熱い季節、いろは坂と男体山で焼かれてみてはいかがでしょうか?
ロードを走る際は、車に細心の注意を払って走ってください。